古くからのナガ人の友人に電話をしてみた。彼はインド国境に近いソムラという村に住んでいる。
久しぶりの電話だったが挨拶も早々にソムラの様子を聞いた。ソムラでも軍に抗議するために毎日デモが行われている。彼の話では、住民の半分くらいは参加しているのではと言っている。また、ソムラ以外でもレイシ、ラヘー、ナンユン、その他の大きな村(町)でもデモが行われているという。
また、毎晩8時に行われるタンボウンティー(鍋などを叩いて軍に抗議する)もソムラでは行われている。クーデターについても、許せないとのこと。去年行われた選挙でも彼もNLDに投票したそうだ。
ソムラ近くのパンサインという村には軍の駐屯地がある。このパンサインではデモが行われていない。パンサインの長が軍に近いからだという。なので、パンサインの人たちはソムラなどに来て抗議活動をやっているという。
この駐屯地があるパンサインで軍は特に何の動きもないらしい。いくら軍でも周りは勇猛なナガ人ばかりだ。軍はおとなしくしているしかないという。
写真は、2006年にソムラを尋ねたときに撮影。
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